くもり時々アバロッツ。
BrandingGraphicWeb
Outline
東大寺近くにある人気レストラン「アコルドゥ」のカフェ「くもり時々アバロッツ」様のロゴデザイン、パッケージ、販売ツール、WEBサイトを制作いたしました。
「abarotz(アバロッツ)」とはスペイン・バスク語で「木々のざわめく姿」を意味します。風が吹き、木々がざわめき、光と影が交錯し、曇り空の合間から光が差し込む。
そんな自然の風景の一部のように、人の心も揺れ動いていくものです。こうした情景をもとにロゴが誕生しました。コーヒー豆の木から抽出される一滴の雫、さまざまな感情から生まれるひとしずくの涙。
「くもり時々アバロッツ」の文字から抽出される一滴の雫がロゴに表現されています。
お持ち帰り用ケーキボックスは、従来の白い仕切りをなくし、保冷剤が見えないように工夫するという要望からスタートしました。
仕切りの代わりに各ケーキを台座に乗せ、底部分に保冷剤を隠せる仕組みを採用しました。これにより、ケーキがより美しく見え、選ぶ楽しさも増します。
カラフルな台座は仕切りの役割だけでなく、そのままお皿としても使用でき、みんなで分けて食べることができます。また、1個でもケーキを購入してほしいという思いから、お一人様用のケーキボックスも用意しました。
さらに、台座には目印をつけることで、スタッフが統一して提供できるよう配慮しています。
くもり空の隙間から晴れ間が広がるような演出をアニメーションで表現し、店内の常に晴れやかで明るく、心地よい空気感をデザインに映し出しました。訪れる人々がいつでもリラックスし、快適に過ごせる空間を実感できるようなWEBサイトを制作しました。
CREDIT
- クライアント
- akordu
- パッケージ
- 大成紙業
- アートディレクション
- 井手香菜子
- デザイン
- 井手香菜子
- WEBデザイン
- 中林秀夫
- フロントエンド
- 東川聡佳
- 公開日
- 2023.07